ロードバイクの中で一番交換頻度の高い消耗部品は何でしょうか。
そうですね。今回のテーマ、タイヤです。
自分でパンク修理をしたり、寿命で交換するなど、ロードバイクのタイヤを外す機会は結構多いものです。
この記事ではロードバイクのタイヤについて、交換方法から規格まで網羅していきます。

タイヤ交換は自分でやろう

初心者の方は「タイヤ交換を自分でやるのはハードルが高そう」と思う方も多いかもしれません。しかし、自分でタイヤの脱着とパンク修理の方法を身に着けていないと、いざ出先でパンクした時にどうしようもなくなってしまいます。


タイヤ交換の度にショップに任せていては、毎回工賃もかかってしまいます。慣れればそんなに難しいものではありませんので、是非チャレンジしてみてください。

タイヤの外し方、交換方法

新しい記事で詳しく解説しました。こちらをご覧ください


メーカーによっては微妙にタイヤ内径が小さいものや、ホイール外径が大きいものもあったりで、ビードが非常に固く脱着に苦労することがあります。
タイヤレバーの1本目を起こしたはいいけれど、2本目が入らなくて困ったという経験がある方も多いのではないでしょうか?
そのようなときはタイヤレバーを2本同時に起こすと、より広い範囲のビードを起こせるので、3本目のタイヤレバーを差し込みやすくなります。

タイヤの装着方法

タイヤを装着する時も、ホイールとタイヤの組み合わせによっては、非常に嵌めにくい物があります。
そのようなときは、タイヤレバーを使って押し上げますが、リムとタイヤレバーの間にチューブを噛んでパンクさせてしまう事が良くあるので、タイヤレバーでチューブを噛みこんでいないか注意しながら押し上げましょう。

タイヤ交換の目安

推奨は毎年交換です。あまり距離を走っていなくても、タイヤはゴム製品なので、劣化してグリップ力が低下したり、ひび割れが発生してきたりします。
もちろん超長距離を走る方は、タイヤの摩耗状態によって適宜交換してください。

タイヤサイズについて

タイヤ幅を変更したい場合、純正で付いているタイヤからどのくらい細いまたは太いタイヤを付けていいか迷うこともあるかと思います。目安としては、
リム幅(内幅)×1.4=最小タイヤ幅
リム幅(内幅)×2.4=最大タイヤ幅
です。


例えば内幅15mmのリムの場合、
15×1.4=21cが最小
15×2.4=36cが最大
となりますが、ロードバイクはタイト目に設計にされているので、32cくらいでフレームやブレーキに干渉してしまうかもしれません。


また、隙間をあまり確保せずギリギリにしていると、スプリントをかけた時にホイールが歪み、フレームやブレーキに瞬間的に擦れることがあります。

その他にもタイヤに釘などが刺さった場合、一緒に回ってきてフレームに傷をつける恐れもありますね。
タイヤサイズは純正からあまり大きく変更しないのが無難です。