特に雨の日サイクリングに行くと発生しやすいですが、ブレーキを掛けるたびに金属が削れるような音が発生することがあります。

その状態でブレーキ回りを観察すると、金属の削りカスがブレーキシューにびっしりついていてびっくり!なんてこともあります。

これは、タイヤが巻き上げた小石や金属片を拾って、ブレーキシューに刺さることで発生します。

このまま使っているとリム面が削れてしまうので、異物は早急に除去しましょう。

このようにストッパーを外して、ブレーキシューを後ろにスライドさせれば簡単に外せます。

取り外したら、ブレーキシューに埋没している金属粉や小石をマイナスドライバーなどでほじくり出します。

あとは元通りに戻せばOKです。

キャリパーブレーキの調整方法

気が付いたらブレーキのセンターがずれていて、微妙にホイールとシューが擦れていて気になる!という経験はありませんか?

何かの拍子にセンターがずれてしまうのは結構あるあるだと思います。

ロード用キャリパーブレーキにはセンタリングボルトが付いているので、アーレンキーで回すとセンターを合わせることができます。

が!これは一般的なマニュアルです。

ブレーキ本体の取り付けねじがよっぽど強く締まっていなければ、ブレーキキャリパーを手でグイっと動かせばセンターを合わせる事もできます。

ティアグラ以下に採用されている10速のデュアルピボットブレーキで、センタリングボルトを回して調整するとブレーキシューの高さが変わり、場合によってはタイヤに擦れてしまう事があるので、注意が必要です。