ヤフオクやメルカリでロードバイクを売った時や、遠方のレースイベントのためにロードバイクを送りたい事などあるかと思います。

ところが、自転車は大型の荷物なので送料は高くなりがちで、梱包も大変です。

そこで、少しでも安い発送方法と、梱包なしでも送れる方法をまとめました。

最も安い発送方法

段ボールを持っていることが前提となりますが、縦横高さの合計が220cm以下に収まれば、佐川急便が最も安いです。参考として、東京から大阪までで4,895円です。(以下すべて執筆時価格)

佐川急便HPはこちら

220cm以下に梱包するには、バイクを上下逆さにして、シートポストを抜いて、ペダルを左右とも外し、前後ホイールを外してクイックリリースも抜き、フレームの左右に添わせるようにして、何とか段ボールの中に入れ込みます。大きいフレームの場合はハンドルも外す必要があります。

また、ホイールとフレームなど、中で部品同士が直接触れ合わないように、梱包材をしっかり入れる必要があります。

段ボールは、自転車屋さんを数件回れば無料でくれるところがあるかもしれません。いやな顔をされるかもしれませんが。

どうしても段ボールが手に入らなければ、西濃運輸で3,300円で買えますが、260サイズあるので40cm切り詰める必要があります。

次点で安い発送方法

シクロエクスプレスは、ハードケース輪行箱に入れれば(段ボール不可)、佐川急便の次に安いです。参考までに東京から大阪までで6,050円です。

シクロエクスプレスのHPはこちら

ところがハードケース輪行箱がそもそも高いので、使い勝手は微妙です。

しょっちゅうイベントに参戦し、頻繁に送る事があるなら、ハードケース輪行箱を買って、シクロエクスプレスを使うのがいいとは思いますが、そのような方は少ないのではないでしょうか。

専用配送キットを3,850円で貸してくれますが、それを込みで考えると他の配送方法の方が楽で安いです。

自転車イベントの会場に届けてくれるサービスがあるのはいいですね。

最も簡単な発想方法

ヤマト運輸のらくらく家財便が梱包もやってくれるので一番簡単です。

ヤマトらくらく家財便HPはこちら

分解なしの完成車で送る場合は350サイズとなり、東京から大阪でも19,525円、北海道から鹿児島まで送ろうものなら45,045円かかります。

バイクを上下逆さにし、前後車輪を外してフレームの左右に添わせるようにすれば、250サイズに収まるので、東京から大阪で8,855円です。

日数は多めにかかります。

次点で(段ボールを持っていない場合に)簡単なのが、西濃運輸のカンガルー自転車イベント便です。

カンガルー自転車イベント便HPはこちら

専用段ボール(3,300円)を発送場所に送ってもらえます。段ボールのサイズが260cmと大きめなので、たいていのロードバイクは前輪を外すだけで入ります。また、梱包のやり方の説明書も入っています。

送料は東京から大阪までで7,280円なので、段ボール代と合わせて10,580円です。あれ?らくらく家財便250サイズの方が安いな

発送場所から着荷場所までが遠い場合はこちらのほうが安くなることもあります。

こちらも日数は多めにかかります。

裏技

楽でコスパの良い送り方は、メルカリのたのめる便です。

ヤマト運輸とメルカリが提携したサービスなので、中身はヤマトらくらく家財便です。250サイズに収まれば、全国共通(沖縄と離島は除く)8,500円で送れます。

北海道から鹿児島まででも同じ値段なので・・・おっとこれ以上はいけない。あとは自分で考えてください。

あくまでメルカリで自転車を売った時の発送方法ですよ。はい。