初心者が最初に意識すべきはペダリングにあり!

ケイデンスを上げたくてもお尻が跳ねてしまって思うように上がらない

上級者の人はスムーズにペダルを回せているのに、自分は脚がうまく回らずにギクシャクした回転になってしまう。という経験はありませんか?

この記事では初心者が意識するべきペダリングのコツについて詳しく解説します。

ペダリングのコツ①アンクリングを直すべし!

アンクリングとは、ペダルを踏みこむときにかかとが下がってしまうことを言います。

これではせっかくのペダルを踏む力がかかとに逃げてしまい、大きなロスとなります。

また、踏み終わってから引き足に移るのにも一瞬遅れができます。

ギクシャクした動きになってしまう原因はほとんどこれです。

また、サドル高を適正な高さにしていても、かかとが下がると実質的に足が伸び切ってしまい、膝の裏の腱を痛めてしまう事があります。

ペダルを踏みこむ時は、ペダルの底面は地面と平行または、やや踵が上がるような恰好で踏みましょう。

ペダリングのコツ②高回転時のペダルを踏み始めるタイミングに注意!

ペダルの回転数を上げるとお尻が跳ねてしまってそれ以上回転を上げられない、という悩みをお持ちの方も多いと思います。

この現象は、ケイデンスが上がってくると、踏み始めのタイミングがどんどん遅れてしまい、ペダルが下死点に来ているのにまだ踏んでいるから、その反力でお尻が跳ねてしまうのです。

ペダルは3時の位置で踏むのではなく、(ビンディングペダル前提ですが)1時の位置でやや前方に蹴りだすような感じで踏みます。

ペダリングのコツ③引き足について

よく言われるのが、引き足を意識して持ち上げるというのがありますが、実は引き足は意識しなくて良いです。

ケイデンスが上がってくると後ろ足を引き上げようとしても追い付きません。

踏み終えた後ろ脚は引くのではなく、踏み足の抵抗にならないように脱力するのが正解です。

まとめ

ペダリングのコツについて詳しく解説しました。

正しいペダリングを行えていないと余計な体力を消耗したり、体力ばかり鍛えてもなかなか速く走れなかったりと、苦労することも多いです。

正しいペダリングになるように意識してみてください。できればプロにコーチしてもらえると良いですね。