当ブログの記事でアクセス数の多い、○○を整備しましたシリーズです。

前回前々回はこちらからどうぞ

今回はフォーカスイザルコレースです。

早速やっていきましょう。

まず、ドライブトレイン周りがギトギトに汚いです。

ブレーキ周りもホコリが混じったような汚れで覆われています。

いつもの通り、ワコーズのチェーンクリーナーとフォーミングマルチクリーナーで綺麗にしていきます。

この個体は定期的にメンテされ、比較的最近まで使われていたようで、簡単に汚れが落ちましたが、汚れたまましばらく放置された個体だと、こびりついた汚れがなかなか落とせなかったりします。

愛車を長く使いたいなら、定期的な洗車・メンテナンスは必須といえます。

次です。

洗車中に気が付いたのですが、ディレーラーハンガー(リプレイスエンド)が曲がっています。

右側に転倒すると、ディレーラーが地面にぶつかって、ディレーラーハンガーが内側に曲がります。

その状態だと、いくら変速調整をしても気持ちよく決まりません。

なので、ディレーラーハンガーの曲がりを修正するか、曲がりが大きい物や何度も修正しているものは、金属疲労で破断する可能性があるので、新品に交換となります。

補修用ディレーラーハンガーの入手が難しい車種が多いのが実状ですが・・・。

通常はディレイラーハンガーの修正器なる専用工具を買うのですが、DIYでも出来そうな方法を考えてみました。

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HOZAN ホーザン ディレーラー直付ゲージ C-336
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ディレーラーを取り付けする部分の穴にギリギリ通るくらいの太さのスタッドボルトを買ってきて、両側からナットで固定します。

びふぉー

びふぉー

リアエンドにまっすぐな棒を置いて、それを基準としスタッドボルトと棒が平行になるように修正します。

あふたー

あふたー

長めのスタッドボルトを使えばそれなりの精度は出せるし、収納するのに専用工具よりもかさばらないし、なにより安い材料で出来るのがいいですね。

次。

バーテープがボロボロです。

スパカズは高いので長く使いたい気持ちは分かりますが、ここまで使うのは凄いですね。

同じようなショッキングピンクのバーテープと迷いましたが、今回は無難に黒にしました。

まとめ

その他点検、清掃して完成です。

前回は変速回りでがっかりしましたが、今回はばっちりでした。

定期的に自転車屋でメンテナンスを受け、綺麗な状態で使われている自転車は、長持ちしますし修理代も安く済みます。

メンテナンスを全くしない自転車は寿命が短く、修理費用もかさみがちで、トータルでみたら損をすることが多いです。

当店以外で買った自転車でも喜んでメンテナンスしますので、ぜひお持ち込み下さい。